アイデアを出すコツ4.

From : 田渕裕哉(2012/02/16 07:41:09)

おはようございます。今朝も東京のホテルからです。
昨夜は宇崎竜童と御堂筋Blues Bandのディナーショーに行きました。
生のライブを間近で見て、迫力満点のステージで感動しました。
なつかしい曲もあったり、トークで大笑いしたり本当に楽しい時間でした。
同じ「表現者」として、大きな学びがありました。
何か新しいことを始めようと思いついたとき、新しいアイデアが浮かんだときは、
徹底的にポジティブに考えましょう。
たとえ、一人で考えているときでも会議でも
「なんか面白いこと思いついちゃったな~!」と、まずは楽観的になることが大切です。
よく、初めての企画会議で「これはどうだろう」とか
「それは面白くないね」と否定的な意見を言う人がいます。
特に日本人は慎重派というか、新しいアイデアを怖がるというか、
つい短所をあげつらってしまいがちです。
逆に、欧米の人は、面白いところ、
いいところをポジティブに見ていこうという傾向があります。
新しいアイデアには、プラス面とマイナス面、両方があるのが当たり前です。
そこで、まずマイナス面から考えていくというのは「気づき」の観点からすると、
極めて危ない習慣です。
実は、ものすごい「財宝」(アイデア)が眠っているかもしれないのに、
それをネガティブな発想が打ち消してしまいかねないからです。
アイデアが生まれる段階では、ネガティブな要素は徹底的に排除します。

とはいえ、いつまでもポジティブに考えていればいい、というわけではありません。
最初はポジティブに発想して、本当にこれはすごいことになりそうだとなったときには、
徹底的にネガティブにシュミレーションします。
これを「ポジティブプランニングとネガティブシュミレーション」と呼びます。
発想するときは、一切マイナス面は考えません。
そしてシュミレーションに入ったら、
マジシャンが箱に1本ずつナイフを刺していくように
「こんなのダメなんじゃないの?」「こういうときにどうするの?」と検証していきます。
そして、そのナイフをなんとかよけて、アイデアを企画にしていくわけです。
たまに逆の人がいます。
1回目の会議からネガティブなことを言う人ほど、
シュミレーションのときにポジティブ。
全然大丈夫ではないのに「大丈夫だよ!」なんて言うので要注意です。
もし浮かんだアイデアにさまざまな問題やリスクがあったとしても、
シュミレーションのときにいくらでも落せるので安心です。
それを最初の発想のときに落としてはダメなのです。
そうして潰された企画がたくさんあると思われ、残念です。
もし、このポジティブプランニングとネガティブシュミレーションが正しくできると、
企画が出来上がったときに「何でそんな突拍子もないことを思いつくんですか?」と
驚かれます。
田渕 裕哉
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