集中の技術1.

From : 田渕裕哉(2012/04/23 06:19:25)

おはようございます。今朝は兵庫県の西明石に来ています。
関東は雨のようですが、こちらは降っていません。

今日・明日と兵庫県の企業で2日間の企業研修です。
今月は新入社員研修の月ですが、今週で終了します。

私たちは誰もが自分にふさわしい結果や最高と思える結果を
手に入れたいと願っています。

しかし、なかなかそういかないのも事実だし、それが現実です。

結果の大きさや達成の明白さとは関係なく、
結果を手に入れる人たちには必ず共通しているものがあります。

それは「集中」です。

集中とは、その瞬間のパフォーマンスの質が高い
という状態を意味します。

パフォーマンスの質が高まれば高まるほど
結果につながるということです。

勉強というパフォーマンスの質が高まれば、
それだけ成果が出やすいことは容易に想像できます。

スポーツなら、その瞬間のパフォーマンスがあらゆるシーンで
結果を決定していると言っても過言ではありません。

仕事でも、企画書の作成、営業のプレゼン、
お客様へのサービスなど、すべてのパフォーマンスの質が
高ければそれだけ結果につながります。

では、パフォーマンスの質が高い状態を「集中」と呼ぶなら、
パフォーマンスの質とは、どのように決定しているのでしょうか?

それが「集中」を知り、「集中」を実現していく鍵になります。
 

パフォーマンスでは常に「何をするのか」ということと、
それを「どんな心の状態(どうやって)でやるのか」
という2つの要因が重要になります。

「どうやって」というのは心の状態です。

「何をするのか」は、いつも目に見えやすい部分ですが、
「どうやって」は、なかなか目に見えません。

「何をするのか」が間違っていれば、
パフォーマンスの質は低くなります。

すなわち「集中」するということからほど遠い状態となります。

そして問題は「どうやって」です。

パフォーマンスの質を高いレベルで決定する心の状態を
「フロー状態」と呼んでいます。

1970年代、シカゴ大学の行動科学の心理学者であった
チクセントミハイ博士が提唱した概念です。

スポーツ、芸術、ビジネス、勉強、医療などのパフォーマンスの
種類を超えて、パフォーマンスの質が高いときの心の状態は
すべて共通だと考えて、その状態をフロー状態と名付けたのです。

このフロー状態は人からやらされている状態ではなく、
楽しさに溢れたマイナス感情の少ない、
挑戦に満ちた精神状態だと考えたのです。

またフロー状態は次のように表現されます。

「集中力が抜群で、活動に完璧に没頭している最高の状態」

1つの活動に深く没入し、それ自体が楽しいため、
純粋にそれをするために多くの時間や労力を費やします。

そして成果を出します。

田渕 裕哉

※ 今回のテーマの参考文献:ゾーンに入る技術 辻 秀一著
  フォレスト出版

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