悔いのない人生とは6.

From : 田渕裕哉(2014/02/01 07:52:26)

 おはようございます。今朝はいい天気の千葉からです。

 
早いもので1月も終わり、今日から2月です。
今日と明日、教会では千葉ステーク大会が開催されます。
今日は、朝から夜まで教会で過ごします。
 
 
「日本でいちばん大切にしたい会社」の著者である坂本光司先生は、
あるとき一人の男性からメールをもらいました。
 
あなただったら、どのように答えるかを考えてみてください。
 
「私は大企業の資材課の主任をしています。実は上司から仕入れ先である
下請け企業に二桁のコストダウンを承諾させるよう指示を受けました。
 
でも私は下請けさんの厳しい状況を知っています。
 
二桁のコストダウンを承諾させるのは、下請けさんに
『死ね』というのと同じです。
 
先生のご本には、下請けさんも社外社員として見て、
その方々の幸せを実現するのが、企業の大きな仕事である、と書かれていました。
 
私もその通りだと思います。
 
わが社のために、懸命にモノづくりをしてくれる下請けさんに対して、
二桁のコストダウンを言い渡すことは、とてもできません。
 
私は、どうしたらいいでしょう?」
 
あなただったら、何と答えますか?
 
ぜひ、深く考えてみてください。
 

坂本先生が送ったメールは、これです。
 
「力をつけてください。力をつけてください。そしていつの日か、
あなたの正しい言動が会社の方針に変わることを、私は夢見ています」
 
素晴らしい答えだと思います。
 
「力をつけてください」というのは、自分が正義だと信じることを実現するために、
何が必要かを考えてください、という意味でした。
 
今の段階で、彼が正義を掲げて会社にたてつけば、組織人としては失格です。
 
それに彼自身が路頭に迷うことになります。
 
それでは意味がありません。
 
こういう立派な得のある人間が、やがてこの会社の購買担当の重役や社長に
なったとき、ようやく下請け企業は救われます。
 
彼自身が力をつけなければ、その正義は実現できません。
 
正義が我にあったとしても、何が何でも玉砕すればいい
というものではありません。
 
そして、その正義が本当に正しいかも検証する必要があります。
 
そして、その正義が正義であると確信できたら、
それを実現するための目標を立てることです。
 
その正しさを確かめ、実現するための目標を立て、
その努力をして生きることが悔いのない人生です。
 
田渕 裕哉
 
 
あなたの大切な人に、このメッセージを転送してください。
多くの人が幸せになりますようにお祈りしています。
 
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コメント

悔いのない人生とは6.

  1. 札幌  ヨシミツ より:

    サイコサイバネテイクス。セミナ-cd参考になりました。 ありがとうございました。
       悔いのない人生を生きる力を考え行動します。

  2. 田渕裕哉 より:

    いつもありがとうございます。また札幌でお会いしましょう。田渕