ちょっと面白い有益な話5.

From : 田渕裕哉(2014/02/28 07:39:32)

 おはようございます。今朝は曇りの千葉からです。

 
関東地域は、今日は4月並みの陽気だそうです。
私はまだ大丈夫ですが、そろそろ花粉の季節が来ますね。
週末は、また寒くなるようです。体調には十分注意してくださいね。
 
 
昨日は「神におまかせする」という話をしました。
 
今日はイスラム教の「イン・シャー・アッラー」という言葉をご紹介します。
 
イスラム教の聖典である「コーラン」の第18章23節には
「おまえたちは、私は明日これこれのことをすると言ってはならない」
と書いてあります。
 
「明日のことを言うな」というのです。
 
その次の24節には「ただし、イン・シャー・アッラーといえば、よろしい」
とあります。
 
この「イン・シャー・アッラー」とは「もしも、神さまがお望みならば」
という意味です。
 
つまり「私は、明日これこれのことをすると言ってはならない。
ただし、もしも、神さまがお望みならば、という言葉を付け加えればよい」
と書かれているわけです。
 
私たち人間には、明日のことは分りません。
 
ですので、明日のことを言うとき『もしも、神さまがお望みならばと言え』
ということが、イスラム教徒の掟なのです。
 

 例えば、イスラム教徒と「明日の朝8時にホテルに迎えに来てくれ」

と約束すると「はい、分りました。イン・シャー・アッラー」と言います。
 
それは「もしも、神さまがお望みならば」という言葉です。
 
当日2時間平気で遅れてきました。
 
クレームをすると「おまえにクレームをする権利はない」と言います。
 
「どうして?」と聞くと「昨日、イン・シャー・アッラーと言ったではないか。
神さまが望んでおられたならば、約束の時間に来ると言ったのだ。
しかし、今日は神さまが望んでおられなかったのだ。
それで遅れた。だからクレームするな」
 
「では、その神さまは、どういう形で、おまえに行かないでいいと言われたのか?」
 
「私は昨夜、ちゃんと目覚まし時計をかけて寝ました。
ところが、目覚ましが聞こえなかった。
 
神さまが、私が8時に来ることを望んでおられたならば、
きっと目覚ましが聞こえたはずだ。
 
聞こえなかったということは、神さまが望んでおられなかったのだ!」
 
これを否定すると、アッラーの神を冒とくしていることになるのです。
 
飛行機に乗っても、イスラム教圏では、まず
「皆さま、この飛行機は、何時何分に、どこどこに到着します。
イン・シャー・アッラー」
 
とアナウンスします。
 
田渕 裕哉
 
 
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