ちょっと面白い有益な話7.

From : 田渕裕哉(2014/03/02 07:51:32)

おはようございます。今朝は雨模様の寒い千葉からです。
 
昨日申し上げた3月22日(土)に開催するセミナーですが、
詳細が長いため、このあと朝9時に別メールで配信させていただきます。
ご興味のない方には、大変申し訳ありませんが、ご了承ください。
 
私は今日は八千代の教会に行きます。 
 
 
日本の教育に「競争原理」があります。
 
テストは、その一例です。
 
勝つ者がいれば、当然ですが負ける者がいます。
 
だから、半分の人間しか幸せになれないことになります。
 
つまり「みんなが幸せになれるはずがない」というのが競争原理です。
 
本当に愛のある人ならば、あらゆる人が幸せになってほしいと
願うのではないでしょうか?
 
すべてのものが幸せになってほしいということです。
 
ところが、日本の社会は「あらゆる人が、幸せになってはならない」
という競争原理によって成り立っている社会です。
 
そういう社会は、実は、おかしな社会なのです。
 
例えば、日本の民話に「ウサギとカメ」の話がありますが、
日本人は諦めずに最後まで努力したカメを立派だと思っています。
 
でも、これは「競争原理」ですね。
 
面白い話があります。
 
インド人に「ウサギとカメ」の話をしたところ
「ウサギは、ノープロブレム、カメに問題がある」と言いました。

 カメは寝ているウサギの横を通り越したとき、

どうして起こしてやらなかったのか?」と言いました。
 
「それは競走だから仕方がない」と日本人が言うと、そのインド人は
「競走だからといって、見捨てていいわけがない。ひょっとしたら病気で
苦しんでいたのかもしれないじゃないか。怠けて昼寝しているのか、
病気で苦しんでいるのか、起こしてみて初めて分かることなんだ。
自分の勝つことばかり考えているやつが、おまえは好きなのか?」
と言いました。
 
皆さんは、この考え方をどう思いますか?
 
私たちの多くはカメの地道な努力を称賛してきました。
 
しかし「愛」という観点から考えると、カメは本当に立派なのか?
 
もしかしたら、インド人が言うように、おかしいんじゃないか?
ということにもなるのです。
 
なにごとも「自分勝手な物差しで測るな!」ということです。
 
ものごとの本質は、いいも悪いもないのです。
 
いいとか悪いというのは、世間の物差しです。
 
その世間の物差しにしがみついているときには
自分の本来のありようが発揮できないのです。
 
私たちの持っている物差しは、大したものではないし、絶対ではない。
 
そのあやふやさに気づくことが大切です。
 
分らないことが分からないことだと分かることが大切なのです。
 
明日からは「禅の言葉に学ぶ人生の教訓」というテーマでお届けします。
 
お楽しみに!
 
田渕 裕哉
 
 
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多くの人が幸せになりますようにお祈りしています。
 
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