禅の言葉に学ぶ人生の教訓5.
From : 田渕裕哉(2014/03/07 07:44:46)
おはようございます。今朝はいい天気の千葉からです。
昨日は53才の誕生日でした。
朝は中津にいましたが、3月6日になってすぐに娘と妻からメールが来ました。
そして昨夜遅くに帰って、ケーキを食べながら家族から祝福されました。
また、多くの方々から(特にフェイスブックを通して)メッセージをいただき、
本当に感謝の気持で一杯です。この場をお借りしてお礼申し上げます。
あなたは、いま、どんな境遇にいますか?
その境遇が、あなたの人生を左右していますか?
例えば「えっ、地方の営業所に転勤?な、なんで私が!」
思いも寄らない境遇に置かれたら、誰でも「恨み節」が
口をついて出ることになるでしょう。
自分のやりたくない部署に配置された場合も同じだと思います。
自分を取り巻く環境は常に変化していくものです。
経済がまだまだ先行きが見えないまま、
仕事の環境はとりわけ大きな変化にさらされているかもしれません。
しかし、それは至極当然のことなのです。
仏教の「諸行無常」という言葉は誰でも知っている言葉です。
この世の中のありとあらゆるものは常に移ろいでいて、
一瞬たりとも止まっていることはない、という意味です。
私たちはいつも変化の中で生きています。
しかし、そうは言っても、よい変化は喜んで受け入れる一方で、
悪い変化は受け入れがたい、というところがあるのも事実ですね。
しかし、そこでいくらクサろうが、クヨクヨしようが、
境遇が変わることはありません。
それどころが、マイナスの気分がどんどん高じてきて
負のスパイラルになっていきます。
こう考えるのがベストです。
どんな境遇にあっても自分を活かすことはできる、
そこでの経験が、将来、飛躍のバネにもなる。
松下幸之助さんは「逆境もよし、順境もよし、要はその与えられた境遇を
素直に生き抜くことである」と言っています。
素直に生きていたら、よい境遇も悪い境遇もないのです。
そこにはただ、一生懸命に生きる「場所」があるだけです。
禅語では「日日是好日」と言っています。
これは毎日がよい日ばかりだという意味ではありません。
人生には晴れの日もあれば、雨の日もある。
穏やかな日射しに包まれることもあれば、
吹きつける寒風に身をすくめることもあります。
しかし、いずれの日にも、あなたはその日でなければできない実体験をする、
かけがえのない経験を積む。
ですから、すべてが有意な「好日」なのだ、
というのがこの禅語の意味するところです。
境遇があなたの生き方を左右するのではありません。
あなたの生き方によって境遇はどんなものにでもなるのです。
田渕 裕哉
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田渕さん
誕生日おめでとうございます。
今日のメルマガもよかったです。
設楽
設楽さま
ありがとうございます。感謝です。
田渕