1点集中の力4.
From : 田渕裕哉(2014/08/07 07:50:41)
おはようございます。今朝も暑いいい天気の千葉からです。
昨夜は久しぶりに妻と娘と3人で外食しました。
なかなか娘と時間を過ごすことができないので貴重な時間でした。
彼女もいろいろな悩みを抱えながら前向きに生きています。
1885年6月23日、ペンシルヴァニア州ピッツバーグで、
アンドリュー・カーネギーーは学生たちに向けて演説を行ないました。
「鉄鋼王」と呼ばれた彼のビジネスが繁栄をきわめていた当時、
カーネギー鉄鋼会社は最も収益の高い会社でした。
カーネギーは「ビジネス成功への道」と題する演説で、実業家として
成功した自分の人生について語り、こんなアドバイスを贈りました。
「成功の最も重要な条件、素晴らしい秘訣がここにあります。
エネルギー、思考、そして資本を従事しているビジネスに集中させるのです。
ある仕事を始めたらそれをトコトンやり抜き、そこでトップに立ち、
あらゆる改善を取り入れ、最高の機械を備え、
その機械については誰よりも熟知するのです。
失敗するのは資本をばらまいてきた、つまりはトコトン突き詰めて
考えることを放棄した企業です。
彼らはあれやこれや、あちらこちら、いたるところに投資してしまいます。
「多角経営」というと聞こえはいいですが、どれ一つとして精通できません。
これでは失敗することが目に見えています。
ビジネスで成功したければ一つに賭けて、そこに全てのエネルギーを注ぎ、
細心の注意を払うべきです。」
では、どうすれば、どの一つを選ぶべきかが分かるのでしょうか?
「的を絞り込む質問」をすることです。
マーク・トウェインも、同様のことをこう表現しています。
「成功する秘訣は、まず始めることです。始めるための秘訣は、
複雑で大変な仕事を扱いやすいように小分けし、
それから最初の一つに取りかかることです。」
「千里の道も一歩から」と言いますが、最初にじっくり考えることもせず、
間違った第一歩を踏み出したら、結果、目的地から二千里も離れた
違う場所に行きつくことになるかもしれません。
「的を絞り込む質問」は、最初の一歩を踏みあやまらないように
力を貸してくれます。
「的を絞り込む質問」は「大きな展望」の質問
(私はどこへ行くのか?どんな目的を目指すべきか?」だけでなく
「小さな的」の質問(大きな展望に至る道をたどるには、
今、何をしなければならないか?どこに焦点を当てるべきか?)
にも答えられるよう導いてくれます。
それは大きな展望のための地図であると同時に、
最も小さな次の一手のための羅針盤でもあります。
それをすることで、他のすべてがもっと容易になるか
不必要になるような私ができる「一つのこと」は何か?
田渕 裕哉
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