エネルギーの視点でビジネスを成功させる方法56.

From : 田渕裕哉(2019/03/12 07:46:30)

2019年3月12日(火)
おはようございます。今朝はいい天気の千葉からです。

生きるとは、自分の物語をつくること。
リーダーの仕事は、みんなが登場する物語をつくること。

昨日の続きです。

エネルギーという感覚を理解していると「自慢」は、エネルギーをもらって、
そのまま垂れ流しているという非常にもったいないことをしている
ということが分かります。

なので、アドラーは、承認欲求ではなく
「共同体感覚」を持つことが重要だと説きます。

共同体感覚とは、自分が大きな共同体の一部であり、その感覚を持つこと自体で、
自分の存在意義を感じる(自己重要感が満たされる)ということです。

この意味は理解できますでしょうか?

もう少し詳しく説明しますね。

私はこれを説明するために「抽象度」の話をします。

例えば「犬のポチ」と「ヨークシャーテリア」を考えると
「ヨークシャーテリア」のほうが抽象度が高いですね。

たくさんのヨークシャーテリアの中に「ポチ」がいるわけですから

 

では「ヨークシャーテリア」と「犬」で考えると「犬」のほうが抽象度が高いです。

「犬」には、たくさんの種類がありますので。

より抽象度を上げていくと「ペット」「動物」「生き物」
というようになっていくわけです。

「自分」という抽象度の低い意識から、隣人や地域社会、国や地球、宇宙と
抽象度を上げていけば、より大きな共同体を1つの生命体と見なすことができるのです。

そのような視点を持つことが重要です。

「自分という小さな枠を超える」ということです。

そして、その視点を持つためにアドラーが重視していることがあります。

これをアドラーは「課題の分離」と呼んでいます。

つまり「自分の課題」と「相手の課題」を分けて、
相手の課題には足を踏み入れない、ということです。

必要以上に干渉し、お節介をしない、ということです。

「相手に貢献する(エネルギーを提供する)」ということと
「相手が望んでいないことまで、お節介にしてしまう」のは、全く別の話なのです。

ヒントは、相手を依存体質にして、エネルギーをうばってしまわないということです。

このあたりの感覚は、非常に重要なので、明日、詳しく説明します

田渕 裕哉

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