ストーリー(物語)のエネルギーを使う方法9.

From : 田渕裕哉(2019/04/04 07:55:30)

2019年4月4日(木)
おはようございます。今朝も桜がキレイな千葉からです。

これから、どんな時代になっていくのか、いろいろ考えて、
その時が来るのを待つよりも、

いい時代になっていくように、各人ができることを見つけて、
みんなで力を合わせながら、切りひらいていくことの方が大事。

物語は同じことを繰り返して、らせん状に上昇していきます。

人は、成長する過程において「成長したと思っていたけど、
自分は全然成長してなかったんだ」という感覚になることがよくあります。

しかし、実はグルグル回りながら、上昇していっているのが真実です。

物語が一周し、新しい展開になるとき、
最後に「報酬(リウォード)」というシーンがあります。

最大の困難(オーディール)を乗り越えたときに、
主人公は何かしらの「報酬」を手に入れるのです。

それは、具体的な物(宝)かもしれないし、仲間かもしれないし、
精神的成長、学びかもしれないし、体験かもしれません。

有形か無形かは分かりません。

しかし、このリウォードは「最高の瞬間」とも表現できると思います。

最大の問題を乗り越えたあと「あぁ、この瞬間のために、
今まで頑張ってきたんだな」と思えるような「最高の瞬間」が来ます。

この「最高の瞬間」は、物語のハイライトでもあります。

物語は「最高の瞬間(ピーク)」をゴールにして、
その方向に向けて進んでいくのです。

ゴールは、抽象的な次元で言えば「皆が幸せになる」です。

このゴールを意識して、物語は進みます。

我々は、この人生において、この物語の「役者」を演じています。

天命を授かって、生まれてきて、
その与えられた役割を演じ切らなくてはいけないのです。

エネルギーが高いとき、流れに乗っているときは、役になりきって
自然とそのゴールに向かって進んでいくことができます。

しかし、人生を邪魔する「魔物」は、その物語を進めるのを妨害していきます。

それで、ブレて、違う方向に行って、失敗して、また思い出して、を繰り返して、
らせん状にグルグル回りながら、どんどん物語は完成していくのです。

物語が、予定調和に進むことはありません。

いろんなトラブルが起こって、ルートから外れることもあります。

でも、抽象度の高い視点で見たら、それすらも
「物語を構成するための大事なシーン」なのです。

最初、想定していた物語とは違うけど、大きい視点で見たら、結果的に、
すごい物語になってたね、と思えるように「物語化」していくのです。

明日に続く。

田渕 裕哉

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