エネルギーという視点で人生を生きる85.

From : 田渕裕哉(2019/07/24 06:36:18)

2019年7月24日(水)
おはようございます。今朝もどんよりの千葉からです。

日々、お会いする人に、喜ばれることから、
生きるエネルギーが生まれます。
今日は、誰に喜ばれますか?

アドラーは過去が原因となって、現在の結果が生じるのではなく、
つまり、その人は、実は「人と接したくない(接することで傷つくのが恐い)」
と思っているから、それを回避するために、
過去の経験を使って自己正当化していると考えるのです。

アドラーの立場から言えば、人は過去に縛られているのではなく、
自分が現在に合わせた過去を定義しているだけの話であって、
逆に「今、ここ」という視点から過去を再定義して、さらに未来も再定義すると、
過去の自分、未来の自分すべてが、現在の自分を応援してくれるようになります。

(これはすなわち、体中のエネルギーがうまく循環しはじめるということです)

これがまず、アドラーの1つ目の考え方です。

非常に重要な考え方ですので、ぜひ、覚えてください。

そしてもう1つ、アドラーの思想で紹介しておきたいのは
「自己重要感」についてです。

自己重要感と言えば、カーネギーの「人を動かす」という本は、
多くのビジネスマンが読んでいる本ですが、
その本で書かれていることを端的にまとめると
「人を動かしかったら、その人の自己重要感を満たしましょう」です。

つまり、相手を否定してはいけない、肯定しながら、
相手が大事な存在なのだと伝えてあげましょう、ということです。

実は、アドラーは、カーネギーに大きな影響を与えた人物の1人で
アドラーはこの「自己重要感」を、大きく2つに分けました。

それが「承認欲求」と「共同体感覚」です。

この考え方は非常に重要です。

詳しく説明します。

私は以前に4つのステージについて話したことがあります。

最初のステージは、欲望のステージです。

これは「エゴ」ですね。

次のステージは、自己実現のステージです。

夢を叶えることはいいことですが、実は、これもひとつの「エゴ」なんですね。

この2つは、アドラーの言う「承認欲求」なのです。

では3つ目のステージは何かと言うと、それは「貢献」のステージです。

最後に一番高いステージが「使命」のステージです。

この貢献・使命のステージがアドラーの言う
もうひとつの「共同体感覚」なのです。

このことは、明日、詳しく説明します。

田渕 裕哉

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