From : 田渕裕哉(2020/07/31 07:53:41)
2020年7月31日(金)
おはようございます。今朝は7月最後の日。小雨の千葉からです。
楽天主義は素晴らしい。常に良い気分でいれるからだ。
子供の持つような無邪気なパワーを取り戻せればと思う。
気分が落ち込むことはある。それ自体は問題ではなく、
その時の思考が問題。思考は、ただのツールであり、
思考を操っているのは自分。自分は運転席に座っている。
ノミの実験のプロセスを見てみよう。
口の広い瓶に、複数のノミが入っている。
瓶に蓋がなければ、ノミはいとも簡単に瓶の口を飛び越えて、
好きなように出て行ってしまう。
しかし蓋をすると、環境のルールが変わる。
これでは高く飛んだら蓋に体当たりしてしまう。
これはまったく気分のいいものではない。
その結果、ノミは新しいルールに適応し、
あまり高く飛びすぎないようにすることをすぐに覚えてしまった。
興味深いことに、3日後に蓋を外しても、
ノミはもう瓶から外に飛び出さなくなる。
ノミの集合意識に精神的なバリアが作られ、ノミの集団の中に、
これまでよりも抑制されたルールができあがったのだ。
この新しいルール、そして瓶にいるノミの社会文化は、
次世代のノミにも影響を及ぼす。
ノミの親が持っていた「こうなるだろう」との予測が、
次のノミの中にも形成されるのだ。
親ノミにすぐ近くに居続けることで、次世代のノミたちは、
自分たちの環境を脱却できなくなる。
しかし、1匹のノミを瓶から取り出し、もっと大きな瓶に入れてみ
すると、もっと高く飛ぶノミたちに囲まれて、そのノミも適用する
そのノミの行動を抑制していた古いルールは、
新しいルールに取って代わるのだ。
こうした新しいルールは、ノミが持つメンタルモデルのみならず、
遺伝子構造さえも変容させることになるだろう。
田渕 裕哉
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