「一緒にいたい」と思われるリーダーになる12.

From : 田渕裕哉(2021/09/17 07:57:20)

2021年9月17日(金)
おはようございます。今朝もさわやかな朝の千葉からです。

誰かに何かの行動を起こしてもらいたいなら「それをするメリット」と
「それをしないがために失っているもの」(デメリット)の2つをハッキリ示そう。
人は得られるメリットよりも、失うデメリットの方が感情が動く。
人の行動原理を活用しよう。

中国の古典に「人間万事塞翁が馬」という格言のもとになった故事が書かれている。

塞翁(国境のとりでに住む老人)の馬が、隣国の山に逃げてしまった。

隣人たちが不運なことだと慰めると、塞翁はこう答えた。

「不運かね?それとも幸運かね?誰にもわからんじゃないか」

それからほどなく、逃げた馬が駿馬を連れてもどってきた。

幸運だったなと隣人たちが祝うと、塞翁は言った。

「不運かね?それとも幸運かね?誰にもわからんじゃないか」

塞翁も息子が駿馬を馴らしているうちに、落馬して足を折った。

隣人たちが不運を慰めると、塞翁は言った。

「不運かね?それとも幸運かね?誰にもわからんじゃないか」

息子が骨折の治療をしているあいだに、村に軍隊がやってきて、
丈夫な若者たちを徴兵していった。

息子が徴兵されなかった幸運を隣人たちが祝うと、またもや塞翁はこう答えたという。

「不運かね?それとも幸運かね?誰にもわからんじゃないか」

人生は、一場面だけで終わるものではない。いつまでも続く映画のようなものだ。

困難やチャンスの次に何が来るかは、誰にもわからない。

 

新しいアイデアや改善案を考え、提案しようとしているのに、
しょっちゅうこんなセリフを上司から聞かされるとする。

「私は、君なんかよりも長くこの仕事をしているんだ。
隅々まで知り尽くしているし、提案なんて聞くまでもない」

そんなときは逃げろ!とにかく逃げろ!

本当の力は自分の弱さを認める勇気から生まれる。

ここで言う弱さとは、しょっちゅう泣いたり、
おどおどした態度をとったりすることではない。

弱さを認めるとは、自分の無知や失敗を認めること、そして助けを求めることだ。

田渕 裕哉

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