悪魔を出し抜け！５０．

From　：　田渕裕哉（2021/12/25 06:42:46）

２０２１年１２月２５日（土）
メリークリスマス！今日は小雨の千葉からです。

一瞬で理解される伝え方のポイント。
１. 「短く」いらない言葉を削って最適な言葉を探す。
２. 「わかりやすく」聞き手に話の流れをイメージさせる。
３. 「記憶に残す」無意識に大事と認識させる。

最後の原則は警戒だ。人間にとって「流される」という習慣の次に
危険なのは警戒を怠るということだ。

人間がいろいろと危険な状況に陥るのは、警戒することを怠り、
何の計画もせずに行動するからだ。

「流される」人間は、いつも警戒せずに行動する。

まずは行動。考えるのはそれからだ。

まるで考えないこともある。彼らは友人を選ばない。

誰にでも従い、相手が向こうの都合だけですり寄って来ても何とも思わない。

彼らは仕事も選ばない。

とりあえず学校を卒業すると、最初に見つけた仕事に喜んでついて、
衣食さえ満たされればそれでいいと考える。

彼らは自ら選んで詐欺にあう。

商売のルールというものを学ぼうとしないから。

彼らは自ら進んで病にかかる。

健康を維持するためのルールというものを学ぼうとしないから。

彼らは自ら進んで貧乏になる。

貧乏という環境の影響から自分を守ろうとしないから。

彼らは自ら進んで失敗する。

何をやるにも警戒を怠り、失敗した人から学ぼうとしないから。

彼らは自ら進んで恐怖に陥る。

どんなときも警戒を怠り、何が恐怖をもたらすのか考えようとしないから。

彼らは結婚に失敗する。

相手を選ぶときも、夫婦関係を築いていくときにも、注意を怠るから。

彼らは友人を失う。ときにその友人を敵に回してしまう。

彼らと適切な関係を築くことに注意しないから。

「流される」ことのない人間は常に警戒を怠らない。

彼らは行動を起こす前に慎重に計画を見直す。

仲間の欠点も最初から計算に入れて、それもカバーできるように計画を立てる。

何に警戒するのが一番有効ですか？

友人の選び方と、友人との付き合い方だ。その理由は明らかだろう。

友人というのは環境の中でも最も重要な要素だ。

その環境からの影響によって、
自分が「流される」人間になるかそうでないかが決まる。

友人を選ぶ際、充分に慎重になっておきさえすれば、精神的にも、
霊的にも、経済的にも、自分に恩恵を与えることのいない人間を
身のまわりに置くなどということは決して起こらない。

田渕　裕哉

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