ビジネスNo.1理論22.

From : 田渕裕哉(2022/07/28 07:15:16)

2022年7月28日(木)
おはようございます。今朝もいい天気の千葉からです。

600社の幹部に「あなたの会社の社員で会社の優先事項トップ3
知っているのは何パーセントくらいか?」と質問した。答えの平均
64パーセントだった。同じ従業員を対象に知っているか聞いた。
知っていたのは2パーセントだった。
優先順位を社員に浸透させることで大きな改善につながる。

「自喜」というのは、自我の欲求を満たす行為に過ぎません。

人間というのは、自我の欲求が満たされ続けると飽きるのです。

「もうこれでいいや」となってしまう。

つまり、ある程度のところで立ち止まってしまう「限界のある幸せ」です。

「他喜」は、どうでしょうか?

私はこれまでに多くの一流経営者に会ってきましたが、
その方々に共通しているのは、みな一様に「マザコン」であることです。

「えっ、マザコンですか?」と思う方もいるでしょうが、
実はこのマザコンこそが「他喜」の好例です。

母親がお腹を痛めて自分を生んでくれたからこそ、今の自分がある

「その母親に感謝したい」「母親が喜ぶ顔を見たい」「母のために何が
できるだろうか?」「自分が何を頑張れば母は喜んでくれるだろうか?」

・・・とあれこれ思いを巡らせながら毎日を生きているわけです。

母親を喜ばすのに「これでいい。これで十分」という限界など存在しません。

母親に喜んでもらうためのおもてなしを母親以外の多くの人たちにもしていく。

それが「他喜」なのです。

自分のことばかり考えるのではなく、生んでくれた母親に本気で感謝し、
真剣に恩返しを考えれば、やらなくてはならないことはたくさんあるはずです。

それがモチベーションとなり、夢となるのです。

 

ですから「自喜」とは違い「他喜」には限界がありません。

「あの人を喜ばせることができた。

あの人にもっと喜んでもらおう」と、いつでも自分に問いかけて
行動することで、脳は強化されていきます。

また「あの人を喜ばせることができた。

次はあの人も喜ばせたい」と、より多くの喜びを与えることもできます。

「自喜」だけを追求すれば歩みが止まってしまいますが、
こちらにはゴールがないのです。

「他喜」も「自喜」同様、2つに大別できます。

1つは「他人を喜ばせて感謝される喜び」、もう1つは
「他人を喜ばせて、その姿を見てただ『嬉しい』と実感する喜び」です。

前者は「仕事を手伝ったら『ありがとう』と言われた」
「電車で席を譲ったら『ありがとう』と感謝された」といった具合です。

人から「ありがとう」と言われる喜びは、非常に大きなものです。

「ありがとう」というひと言を聞きたい―その思いがあれば
「逆境」を乗り越えることも「成功」のその先に行くこともできます。

それほど強いものなのです。

田渕 裕哉

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