From : 田渕裕哉(2022/08/09 07:21:27)
2022年8月9日(火)
おはようございます。今朝もいい天気の千葉からです。
リーダーシップ1.0は権力者。2.0は変革者。
リーダーの描くビジョンに向けて変化を起こす。
3.0は支援者。前進する人たちを支援し方向づける。
内から外へ。自分から他者へ。
主役は他者という「あり方」が、これからのリーダーシップ。
金融市場が崩壊して、多くの人がこの世の終わりだと感じた、
最悪の時期に、実は、多くの優良企業が誕生していた。
なぜか?
理由は簡単。不景気のとき、逆境のときほど、
飛躍のチャンスが豊富に見つかるからだ。
不景気は、単に、勝者と敗者をより明確に分け、その差を大きくす
そして勝者の側は、その後、利益を大幅に伸ばしていることが明ら
つまり、不景気とは、全員が敗者になるのではなく、
勝者と敗者を分け、その差を大きくする時期だということだ。
繰り返されることは毎回、同じだ。
調子の悪い他社の様子を見て、委縮してしまったり、悲観的になっ
慎重になりすぎた企業は負け組になり、この機会に抜本的な対策を
顧客や市場の変化を察知して、新しい価値提案を創り出した企業は
そして不景気が終わった後に、その差はどんどん広がる。
つまり、見方を変えれば、このような不景気、逆境のときにこそ、
競合他社をぶっちぎり、圧倒的な差を付けて、勝ち組に入ることが
10年に一度のチャンスだとも言える。
本書は、ビジネスが停滞する9つの要因と、その対策を解説する。
これはいつの時代でも一緒だ。どんな会社でも、停滞しているとき
この9つの要因に問題がある。
特に、今のような逆境の時代に、ビジネスが行き詰まっているので
まず、考えるべきは、この9つの要因だろう。
逆に、この9つの要因について、それぞれよく考え、
対策を実行することで、あなたの会社は強くなり、
10年に一度のチャンスに飛躍することができるだろう。
日本語では「危機」という漢字には「機会」が埋もれているという
今の時代ほど、それを実感する時代もないだろう。
あなたも、この危機の中の次への機会を見つけてもらいたい。
この本が「逆境」を飛躍に変える、第一歩になれば幸いだ。
ジェイ・エイブラハム
田渕 裕哉
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