毎日が小さな修行16.

From : 田渕裕哉(2023/03/14 06:46:53)

2023年3月14日(火)
おはようございます。今朝は小雨の千葉からです。

自由な囚われのない眼で、人生を眺めることができれば、
私たちは無限の自由さが与えられる。
そして、自由さは、不自由さを自覚した人が、
常識や思い込みを飛び越えることで獲得できるものなのである。

人は生まれてくるときにも、いろいろな人のお世話になって、
一人前になるためにも、いろいろな人のお世話になって、
そして最後、旅立つときにも、いろいろな人の手を借ります。

振り返ってみれば、すべてが「すみません」「お世話になります」
という一言からはじまることばかりです。

自分の親に、師匠に「気まま、わがままな私に付き合って、
ここまでしてくれて本当にすみませんでした」という気持ちがあります。

私も、若い頃は血気盛んな頃もあったでしょう。

自分が正しくありたいとそれが正義だと、感情だけが先行して
周りの人に迷惑をかけたこともあったでしょう。

しかし、そんな心の脇芽をうまく摘みとってくれた、
今までご縁のあったすべての人に心から「すみませんでした」
という気持ちでいっぱいです。

「すみません」という常に自己を省みる気持ちがあると自然に
「ありがとうございます」という感謝の気持ちが出てきます。

人から蔑まれ、嫌なことをされても、笑顔で「ありがとうございます」
といえる心が和を生み功徳をつくります。

縁も、運も、自分の心から発するものです。

良き人と出会う、良き仕事と出会う、良き縁に恵まれるのも、
すべて陰ながらの功徳によるものです。

積んだ功徳は消えることがありません。

もしそれが自分に回ってこなくても、子孫が恩恵を受けたり、
来世で花が咲いたり・・・。

もしも今、自分が恵まれているとすれば、それは自分がこの世で
積んだ功徳のせいだけではなく、先祖が積んだ功徳、前世の自分の功徳が
たまたま花開いたのかもしれません。

今、努力したからといって一週間後、一か月後に結果が出るわけではありません。

しかし、いくら功徳を積んでも花が咲かないと思ったら、
生まれ変わったときに花が咲くのだと、長いスパンで考えてみてはどうでしょうか。

そうすれば、今日一日、どんなことがあっても
嫌な顔をせずに過ごすことができるのではないでしょうか。

功徳というものは、積んで、積んで、積んで、自然に花開くものです。

だから、日々、小さな功徳を積むことが大切です。

私も怠ることなく、日々、自分にいいきかせながら、
一日を歩んでいきたいと思います。

田渕 裕哉

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