モチベーション大百科41.

From : 田渕裕哉(2024/02/21 08:02:09)

2024年2月21日(水)
おはようございます。今朝は小雨の千葉からです。

真の幸せとは、何を得たかではない。
自分の内面を見つめ続けた先にこそある!

医師や看護婦にこまめな手洗いをすすめるため、病院の洗面所付近
次の貼り紙をします。

貼り紙A 手の清潔さは、あなたを病気から守ります。

貼り紙B 手の清潔さは、患者を病気から守ります。

結果、手洗いの頻度は、
貼り紙A 変わらず
貼り紙B 10パーセント増えた

石鹸の使用量
貼り紙A 変わらず
貼り紙B 45パーセント増えた

 

つまり、「自分の行動が、他人にどういう影響を与えるか」という点を
強調して伝えると、関心を持ってもらいやすい。

「きみがこうしないと、君にこういった損がある」という具合に、相手のデメリットを
理由に教化を試みると、私が病気にかからないために、手を洗うべきだろうか?
という疑問が先に立ち、私は毎回、石鹸を使って手を洗っているわけではない。
だが、その結果として、めったに病気にかからない、だから石鹸を使わなくてもいい。
といった結果の論理が働きやすくなります。

一方で「君がこうしないと、他人にこういった損がある」という具合に、
他人へのデメリットを理由に教化を試みると、「患者から病気を守るために、
自分はどうするのが妥当か?」という疑問が立ち、私が石鹸で手を洗えば、
患者は病気にかかりにくくなるだろう、と妥当性の論理が働きやすくなります。

結果の論理よりも、妥当性の論理のほうが、強いのです。

守らないと、他人にどういう影響があるかの妥当性の論理を伝えましょう。

田渕 裕哉

あなたの大切な人に、このメッセージを転送してください。
多くの人が幸せになりますようにお祈りしています。

毎朝8時の無料配信を直接ご希望の方は、
お名前とメールアドレスを下記まで
お送りください。 ⇒ ask@dc-group.co.jp
どなたでも無料で登録できます。

また配信解除ご希望の方は、配信解除希望の返信メールをお願いします。
tabuchi@dc-group.co.jp または、ask@dc-group.co.jp まで。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント