成功哲学２４．

From　：　田渕裕哉（2024/10/28 05:39:27）

２０２４年１０月２８日（月）
おはようございます。今朝は恵みの雨の千葉からです。

脳は、失うものや犠牲にするものには「敏感」なのに、
チャンスや得られるものには「鈍感」です。

数年前、私の仕事仲間がひどい病気になった。

時間がたつにつれ病状は悪化し、ついに病院で手術を受けることになった。

手術室に運ばれていく直前、私は果たしてこのようにやせ細った人が
大手術を無事に乗り越えられるかと心配だった。

執刀医は私に、回復の可能性はほとんどないと告げていた。

とはいっても、それは医者の考えであって患者本人の考えではない。

手術室に入れられる直前、私に向かって小声でささやいた。

「心配いりません。ほんの数日で退院しますよ。」

 

付き添っていた看護婦は気の毒そうな目で私を見た。

しかし、この患者は見事に耐え抜いた。

すべてが終わったとき、主治医は言った「この人の命を救ったのは、
願望以外の何ものでもありません。もし、本人が死亡する可能性を
信じないという姿勢を貫いていなかったら、決して回復はしなかったでしょう。

私は信念に支えられた願望の力を信じている。

なぜなら、この力が、人々を劣悪な境遇から富と力ある立場へと
引き上げるからだ。

田渕　裕哉

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