超葉隠論96.

From : 田渕裕哉(2025/05/13 07:24:34)

2025年5月13日(火)
おはようございます。今朝はいわき市からお届けしています。

指導者の心得73.
指導者は自分の力で泳ぎ切る覚悟がなくてはならない。

葉隠十戒 第七戒
本気にては大業ならず、気違ひになりて死に狂ひするまでなり。

第七戒においては、本気ぐらいでは革命は成せないと言っているのだ。

本気ではせいぜいが、この世のことぐらいしか成せない。

死に狂いとは、肉体の根源、そして魂の淵限から湧き出づる慟哭に
よってのみ成される、真の体当たりに他ならない。

そしてそれだけが、真の未来を切り拓くことは随分と述べてきた。

無限に向かって、大跳躍をするその心意気に、人類の魂はかかっている。

あの唐の魏徴が「述懐」において「人生意気に感ず、巧名誰かまた論ぜん」
と謳ったのは、まさにこの謂いである。

この体当たりは、他者にほめられることもなく、また誰に認められることもない。

ただ独りの意志で、ただ独りで実行するのだ。

葉隠は、特にその「独り」を強調している。

それは、すべての行動が自己固有の魂の進化のためだからなのだ。

自己の魂の奥深くに棲む宇宙的実在とだけ語り合わなければならない。

そして、その実在は必ず自分と共にあり、また自己の生き方を見ているのである。

「大業」とは、そうなって初めて挑戦できる事柄に違いない。

田渕 裕哉

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