超葉隠論99.

From : 田渕裕哉(2025/05/16 06:16:23)

2025年5月16日(金)
おはようございます。今朝は沖縄の海の見えるホテルからお届けします。

指導者の心得76.
指導者は目先の利害にとらわれず長期的にものを考えることが大事である。

不幸を味わう人間になりたい。我々は動物ではないのだ。動物に不幸はない。

不幸は、本当の人間だけが体験できる宇宙的実在なのである。

不幸とは、人間的価値に対して降りかかる試練と呼んでもいい。

あのウナムーノはその「生の悲劇的感情」において「不幸の底から、新しい
生が湧き出づるのだ」と言っていた。

魂の鍛錬に生きる者は、洋の東西を問わず不幸のもつ人間的価値を語っている。

魂の成長とは、一つ一つの不幸を克服していく過程のことを言う。

不幸は、人間として成長していくために与えられている。

 

だから、全く成長をする気がない者は、ほとんど不幸に見舞われることはない。

安穏で安楽で平板な、物理的時間の経過を送るだけとなるだろう。

不幸に負ける者は、意志をもった人間としての人生を送ることは出来ない。

人間の魂を見つめるとは、不幸を見つめ続けるその気概を言っているのだ。

すべての人間的価値は、不幸の中から生まれて来る。

不幸に耐えるその魂の中に、生の価値が芽生えて来るのだ。

いかなる価値も、不幸によって鍛えられることによって輝きを増すのである。

不幸に負けたとき、人間は限り無く動物に近づいていくことになる

田渕 裕哉

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