超葉隠論112.

From : 田渕裕哉(2025/05/29 07:15:57)

2025年5月29日(木)
おはようございます。今朝は越後湯沢からお届けします。

指導者の心得89.
指導者は視野を広く持つように心がけなくてはならない。

何ものかを成し遂げた人々が、人類の偉大な文明を築き上げて来た

自分もその末端に連なりたいという思いが、葉隠道を貫徹する気概
を維持させてくれたように思っているのだ。

その根源的な意志を支えて来た思想が、この第十戒なのである。

だから私は、この思想が私の運命を築き上げて来たと考えている。

自分の命を本当に愛すれば、歴史上の人間たちが成し遂げたことで
自分に出来ないことはないという信念を必ず掴むことが出来る。

そしてその思いさえ掴めば、本当にひとりの人間には何事でも可能
となるのだ。それが我々一人ひとりに与えられた生命の本質である。

その本質を掴むために、この世には鍛錬という考え方があると言ってもいい。

私の経験によれば、自分に与えられたその価値を見出したとき、人間には
自己固有の「運命」というものが自覚されるように思っている。

運命とは、自己の生き方と死に方の中に潛む、自己の人間的な使命にだけ
響く宇宙的実在なのだろう。

そのような意味で「葉隠十戒」の最後を飾るこの第十戒は、私の生活そのものを
支え続けてくれたのである。

葉隠のすべてを貫徹する「無頼の思想」そして「悲哀の思想」は、この地上に
おいて第十戒をもって、私の日常の中に浸潤して来たと言えよう。

田渕 裕哉

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