超葉隠論115.

From : 田渕裕哉(2025/06/01 07:08:26)

2025年6月1日(日)
おはようございます。今朝は曇りの千葉からです。6月に入りました!

指導者の心得92.
指導者は自分に敵対する者をも清濁あわせ飲む大きな度量を持ちたい。

この思想を七十歳の今日に至るまで、自分なりに事業を通じ、
また著作や芸術活動を通じて現世に展開しているのだ。

私が築いた友情のすべて、また愛情のすべてで、この中心軸
に収斂しないものはない。

このような日常を私は養常という思想によって養って来た。

その結果、私は非日常なものが私にとっての日常と化するように
までなった。

今日現在の、私の日常は葉隠の思想だけで出来上がっている。そしてこのような日常を、私は超越的日常と呼んでいる。

この超越的日常を生み、そして維持発展させる考え方が
「永久運命論」を形創っているのだ。

葉隠の第十戒が、そのような生き方を可能ならしめてくれた。

第十戒が無ければ、この不断の挑戦の歴史は、多分、高校生くらい
挫折してしまったに違いない。

我々人間は、その誕生したときから、すべての人に運命と使命が
内在しているのだ。

人生は、その自覚をどのようにして得るのかにかかっている。

田渕 裕哉

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