超葉隠論118.

From : 田渕裕哉(2025/06/04 09:10:14)

2025年6月4日(水)
おはようございます。今朝はいい天気の千葉からです。

指導者の心得95.
指導者は自由自在な発想の転換を心がけなくてはならない。

第十戒は、まず自己の存在に対する「自惚れ」が必要なことを我々に告げている。

まず高慢になる。そしてその高慢による壁にぶつかり続けることによって、
真の人間的価値に徐々に到達するのである。

第十戒は、山本常朝もそのような意味で、武士道を会得するために挙げたと言っている。

この物質に塗れた社会の中にあって「同じ人間が、誰に劣り申すべきや」という信念を
もてば、必ず高慢な人間になる。しかし常朝は、それでいいと言っている。

「高所」から出発できないような人間には何も出来ない。

人間とは、人間を超える存在に成りたいと思って、ようやく普通の人間になれるのだ。

そう語っていたウナムーノの言葉が思い出される。

自分ほどの人間はいないと思って、初めて小さな何ものかを成すことが出来る。

最初から控え目な人間や低い望みしかもたない人間は、人間どころか家畜にしかなれないのだ。

そのことは随分と述べて来た。地上的な価値である正のエネルギーに未練を残す間は、
この第十戒は高慢を生み出すだろう。

再三述べている負のエネルギーに身を捧げる覚悟が生まれたとき、この第十戒は
真の気概を発現するのである。

田渕 裕哉

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