超葉隠論119.

From : 田渕裕哉(2025/06/05 07:12:09)

2025年6月5日(木)
おはようございます。今朝もさわやかな朝の千葉からです。

指導者の心得96.
指導者は日々自分を励まし勇気を奮い起こすことが大切である。

史上最大の彫刻家だったあのミケランジェロは、その高慢によって
輝かしい自己の才能を開花させた人間だった。

「私は他人が死に至るであろうものを、糧として生きて来た」
そう言ったと伝えられている。

これは自信ではなく、高慢である。

私はそれを哲学者エミール・シオランの「涙と聖者」によって知ったのだ。

これは桁違いの大変な自負心が言わしめた言葉だ。

それゆえにミケランジェロの生涯は慟哭の連続だった。

 

しかしミケランジェロは年を経るに従って、永遠の芸術を完成させただけでなく、
今に伝えられるほどの謙虚と信仰、そして純愛を手に入れた人生を築いた。

ミケランジェロこそは、途轍もない高慢が創り上げた才能であり、
その結果として本当の「永遠の愛」を生み出した人生なのだ。

葉隠の第十戒の魂そのものと言える人生だったのではないか。

我々もミケランジェロのように、高慢から出発して、それを乗り越えなければ
ならない。

またこのミケランジェロが、騎士道に憧れ、そのように生きたいと望んでいたと
伝えられていることは大切な事実とされるだろう。

田渕 裕哉

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