超葉隠論132.

From : 田渕裕哉(2025/06/18 06:57:50)

2025年6月18日(水)
おはようございます。今朝はいい天気の博多からです。

人生とは、人生以外のことを夢中で考えているときにあるんだよ。
ジョン・レノン

魂の価値だけに向かって、死ぬ日まで体当たりを続ける。

前後左右を考えず問答無用に、やってやってやり抜くことが超越的日常を創る。

そして死んでからは魂魄と成り果て、現世のころ以上にやり抜くことに尽きる。

このやり抜く過程において、過去の自己存在もそうしていたことに気付くことがある。

またそうならなければやり抜けるものではない。

そこまで来れば、もう今の自分が未来も自分自身として生き続けていくという実感
を得られるのだ。

自分に与えられた運命を自由自在に生きているのだということが分かれば、自己存在
が過去と未来をつんさいて存在していることも分かるようになる。

このようにして初めて、葉隠の第十戒に見られる気概が自己固有の「心意気」として
魂の奥底に定着するのである。

文学者の埴谷雄高はその「死霊」において、死者と共に生きる人生と、まだ見ぬ未来の
人々と共に生きる生き方を、現世に向けて問いかけている。

そしてその生き方を「存在の革命」と名付けているのだ。

生きるとは綺麗事ではない。希望の保障などどこにも無いというのが人類の真実である。

田渕 裕哉

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