超葉隠論137.

From : 田渕裕哉(2025/06/23 07:42:56)

2025年6月23日(月)
おはようございます。今朝もいい天気の千葉からです。新しい1週間の始まりです!

幸福とは幸福を問題にしない時をいう。
芥川龍之介

第十戒の非日常を日常とする思想まで来た。

常を養うというこの思想は、葉隠の全思想を、我々の生活の中に
浸潤させる考え方となっていることは分かっていただけたと思う。

つまりこの第十戒とは、葉隠そのものをこの地上に投射するために
必要な考え方なのだ。

それによって我々は、愛に支えられた人間本来の真の自由と真の
平等を掴むことが出来ることになる。

自由と平等を知って、我々は自己の運命がもつ宇宙的使命を感ずる
こともまた出来るのである。

運命と自由の理解によって、人間存在の平等が分かれば、我々は
武士道を支える思想である禅の機を自分に引き寄せられるのだ。

それは道元の言葉として先に述べられている。

またマルチン・ブーバーの思想を見ることによって、我々は運命を
自覚させるものが自由であることも見て来たのだ。

真の自由と真の平等ほど、自分の生命の尊厳を発動させるものはない。

そしてブーバーの宗教哲学と禅の思想が共に目指すものを我々は見た。

それが「出会い」である。出会いこそが、人生を決する出来事となる。

田渕 裕哉

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