超葉隠論１３９．

From　：　田渕裕哉（2025/06/25 07:14:43）

２０２５年６月２５日（水）
おはようございます。今朝は曇りの千葉からです。

あなたが転んでしまったことに関心はない。そこから立ち上がることに関心があるのだ。
エイブラハム・リンカーン

再生のために、孤独があり生命燃焼があり恋愛があり革命がある。

そして自己の運命があるということになる。

人類そのものが、再生を繰り返す存在に違いない。

その中を我々一人ひとりの個人が生きているのだ。

人類の中にあって、我々も再生を繰り返しながら生き続けて来た。

ブルトンの言う「生の再創造」という考え方も「永久革命論」の
最後で少し触れた。

我々は再生のために努力し、生き続けている。

日々、死を考えることの大切さを思い返さずにはいられない。

再生の思想に至ったとき、この第十戒の大切さが再び認識されるのだ。

葉隠の第十戒は「魂の再生」を日々念ずる「行」だと私は気付いたことがある。

個人的な生の再生だけでなく、人類的な魂そのものの再生である。

生命は自己一人のものであるが、魂は人類のものだ。

だからこそ、魂は自由と平等を達成したあとの運命の行方を握っているのだろう。

田渕　裕哉

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