超葉隠論142.

From : 田渕裕哉(2025/06/28 06:14:43)

2025年6月28日(土)
おはようございます。今朝もさわやかな朝の千葉からです。

とにかく、考えてみることである。工夫してみることである。そして、やってみることである。失敗すればやり直せばいい。
松下幸之助

葉隠は、現世の自己を殺してくれることによって、真の人間として
再生エネルギーを与えてくれたのである。

非日常の日常化の過程が、常を養う生活を生み出す。

常を養うその生活はまた、物質的なものを断つ生活とも言えよう。

私はそれを養常の考え方と言って来た。

養常の生活は、本音の自己を創り上げる。生の自分だ。

「生の自分」というものを確立することによって、人間は運命と出会うのだ。

物質的思考を捨てていく過程において、人間は自由と平等を手に入れていく。

その結果、人類の宇宙的使命を感じ、自己に与えられた自分独自の使命もまた
分かることとなる。

葉隠の第十戒を生きるに当たって、最も大切なことの一つは、これらの事柄を
達成しても、現世的には得るものは何もないということの認識となろう。

何も得ないことが、人間として最も大切なものを掴むことに繋がっている。

成功や幸福、そして安楽や保障などという物質的思考をすべて捨てなければならない。

葉隠の日々は、自己の存在の尊厳との出会いである。自己の命の再生との出会いなのだ。

田渕 裕哉

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