From : 田渕裕哉(2025/07/16 07:10:50)
2025年7月16日(水)
おはようございます。今朝はさわやかな朝の千葉からです。
常識と非常識がぶつかたときに、イノベーションが生まれる。
井深大
まず、喜蔵は黒船を見ないことには話が始まらないと、長崎に
修行の旅に出ます。はい、ここです。
この時点で、黒船造りを任されたリーダーが黒船を見たことすら
なかった、という点が素敵ですよね(笑)
宇和島藩では、喜蔵を士分に取り立ててくれましたが、旅に同行
した武士たちが、喜蔵を町人扱いするものですから、長崎滞在は、
喜蔵にとって、相当つらく屈辱的なものでした。
荷物持ちにされ、時間に遅れると食事を与えられないなど、不遇
に甘んじたそうです。
それでも、喜蔵は悔しさ以上に、黒船を造るプロジェクトにやりが
を見出していたのだと思います。喜蔵は、めげなかったのです。
そんな喜蔵に味方も現れます。
長崎奉行所の役人・山本物次郎が、喜蔵をバックアップしてくれる
ようになつたのです。
さらに、オランダ政府が日本との友好関係を深めるために、蒸気船
見学させてくれるなど幸運にも恵まれました。
長崎から帰国した喜蔵が蒸気船建造に本格的に着手したのは、安政
(1856)正月のこと。
喜蔵は、藩士たちから横槍を入れられながらも、翌年の秋に、見事
汽罐を造りあげました。
あとは、汽罐を船体に載せれば、蒸気船の完成です。
田渕 裕哉
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