人生に悩んだら「日本史」に聞こう15.

From : 田渕裕哉(2025/07/20 05:08:43)

2025年7月20日(日)
おはようございます。今朝はさわやかな朝の千葉からです。今日は熊本でセミナーです。

人間は、自然のうちで最も弱い一本の葦にすぎない。
しかしそれは考える葦である。
パスカル

斉彬の人生を語るうえで外せないのが第8代藩主・島津重豪です。

斉彬の曾祖父、つまりひい爺ちゃんです。

重豪、あの時代に88歳まで生きたことも驚きですが、側室が
10人以上いて、子どもがわかっているだけでも26人います。

さらに家臣とわざわざ中国語で会話していたと伝えられ、オランダ
語の読み書きもできたというから、かなりのインテリじいちゃんです。

シゲじいちゃんこと、重豪が、また素敵なのです。

このシゲじいちゃんが、曾孫である斉彬の才能を誰よりも早く見出し、
斉彬の教育に没頭するんです。

シゲじいちゃんの旺盛な好奇心を物語るエピソードがあります。

ドイツ人医師のシーボルトが長崎から江戸を訪れたとき、洋学好き
シゲじいちゃん(当時なんと80歳手前)は斉彬を連れていくんですが、
そのときに、豊前中津藩(大分県)奥平家に養子に入って家督を継いで
いた次男の奥平昌高にも声をかけます。

しかし、現役の殿様である昌高は身分の違いでシーボルトに会えないと
知ると、殿様をやめて、家督を息子に譲りシーボルトに会いに行ったのです。

そして、昌高の中津藩にあの福沢諭吉が生まれてくるのです。

田渕 裕哉

あなたの大切な人に、このメッセージを転送してください。
多くの人が幸せになりますようにお祈りしています。

毎朝8時の無料配信を直接ご希望の方は、
お名前とメールアドレスを下記まで
お送りください。 ⇒ ask@dc-group.co.jp
どなたでも無料で登録できます。

また配信解除ご希望の方は、配信解除希望の返信メールをお願いします。
tabuchi@dc-group.co.jp または、ask@dc-group.co.jp まで。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント