人生に悩んだら「日本史」に聞こう25.

From : 田渕裕哉(2025/07/30 06:24:39)

2025年7月30日(水)
おはようございます。今朝もいい天気の千葉からです。今日は東京でセミナーです。

僕は子供から成長しなかっただけなんだ。
「どのように」とか「なぜ」といった質問を今でも聞き続けている
たまに、答えを見つけるんだ。
スティーブン・ホーキング

粋に生きていた江戸っ子たちですが、実は借金まで粋でした。

江戸時代も、お金を借りたときには、当然、借用書を書くのですが
これが欧米なら、期日はいつで、それまでに返せなかった場合は
利子がこう、担保はこうと、膨大な但し書きが加えられます。

ところが、江戸時代に交わされた但し書きは違うんです。

江戸時代は、期日までに返せなかった場合の但し書きに、なんて
書いたと思いますか?

「お笑いくだされ」この一言だけなんです。

新渡戸稲造が著した「武士道」にも、このように書かれています。

もし私が借金を返済しなかった場合は、衆人の前で笑われても
苦しからず、証文になります。武士ってすごいです。

町人もほとんどの取引は「盆暮勘定」と呼ばれ、支払いはお盆と
年末の2回だけ。いちいち証文も書きません。

自分を信頼してお金を貸してくれた人を裏切るのは「野暮」。

だから、自分のプライドにかけてお金はちゃんと返す。

粋か野暮か?そんな人生のものさしって、かっこいいと思いませんか?

田渕 裕哉

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