From : 田渕裕哉(2025/07/31 07:10:34)
2025年7月31日(木)
おはようございます。今朝はさわやかな朝の千葉からです。
何ができるかでなく、何が知りたいか。
本庶佑
江戸の粋な生き方の例を、江戸しぐさからも探ってみましょう。
人とすれ違うときには、お互いが右肩をスッと引く。
これは、肩と肩がぶつからずにすむ「肩引き」と呼ばれる所作です
雨の日にすれ違うときには、相手の足元に傘のしずくが落ちないよ
傘を外側に傾けます。これは「傘かしげ」と呼ばれていました。
乗り合い舟が混んできたら、江戸っ子たちは握りこぶしひとつ分ぐ
腰を浮かせて、さりげなく席をつめていきます。
これは「こぶし腰浮かせ」。広い場所をわがもの顔で独占するのは
ですが、これ見よがしに席を譲るのも野暮なんです。
相手の心の負担を感じさせずに思いやるのが、粋というものです。
18世紀初頭、江戸の人口は100万人を超えていたと言われます
おそらく世界一の人口密度だったかもしれません。
そういう環境の中で、争いごとを起こさず、みんなが心地よく暮ら
ために、江戸っ子たちは互いの感性を磨いていったのです。
田渕 裕哉
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