人生に悩んだら「日本史」に聞こう29.

From : 田渕裕哉(2025/08/03 06:09:43)

2025年8月3日(日)
おはようございます。今朝はいい天気の千葉からです。今日は東金に行きます!

解決策がわからないのではない。
問題がわかっていないのだ。
ギルバート・ケイス・チェスタートン

この和歌をしたためたのは「土佐日記」の著者であり古今和歌集の撰者である
紀貫之の娘でした。

この梅の木、もしかしたらお父さんの貫之が愛していた木だったかもしれません。

「大事な梅の木を差し上げるわけにはまいりません」と断れば角が立ちます。

だから、彼女は鶯に自分の想いを託したのです。なんという奥ゆかしさでしょう。

帝も彼女の気持ちを汲み取り、梅の木を取り上げた行為を恥じ、彼女のもとに
返したそうです。

伝え方も素敵。そしてそれを受けとめる側の感性も素晴らしい。

粋な心配りは、相手の粋をも引き出すんですね。

梅の枝に結ばれた和歌には、相手に恥をかかせない心遣いがありました。

田渕 裕哉

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