人生に悩んだら「日本史」に聞こう31.

From : 田渕裕哉(2025/08/05 04:24:35)

2025年8月5日(火)
おはようございます。今日から熊本です。

リアリティだよ!リアリティこそが作品に生命を吹き込むエネルギーであり、
リアリティこそがエンターテイメントなのさ。
岸辺露伴

庄内藩の戦後処理に当たったのは薩摩藩です。

かつて三田(東京都港区)の薩摩藩邸を焼き討ちにし、戊辰戦争で
新政府軍に多大な損害を与えた庄内藩。

庄内藩主・酒井忠篤は切腹の覚悟を決めて、白装束で、薩摩藩のボス・
西郷隆盛の前に現れました。生きては帰れないであろう・・・。

負けたボス・酒井忠篤は死を覚悟していました。

しかし、平伏した酒井忠篤が顔を上げると、そこにあったのは・・・。西郷隆盛の穏やかな表情でした。西郷の表情が、なごんでいる・・・。

「悪かったとおわかりになれば、それで結構。切腹して詫びるなんて、
とんでもないこと」

続いて、庄内藩が武器一切の目録を差し出すと、「貴藩は、北方からの
ロシアの攻略に対する備えとなる藩です。この武器は、すべてそのまま
保管しておいてください。

え、武器も没収されないんですか!?

庄内藩を、戦った敵ではなく、新しい時代の同胞として遇する西郷
誠実な態度に、庄内藩の藩主はじめ家臣一同、涙を流して感動した
言われています。

田渕 裕哉

あなたの大切な人に、このメッセージを転送してください。
多くの人が幸せになりますようにお祈りしています。

毎朝8時の無料配信を直接ご希望の方は、
お名前とメールアドレスを下記まで
お送りください。 ⇒ ask@dc-group.co.jp
どなたでも無料で登録できます。

また配信解除ご希望の方は、配信解除希望の返信メールをお願いします。
tabuchi@dc-group.co.jp または、ask@dc-group.co.jp まで。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント