人生に悩んだら「日本史」に聞こう39.

From : 田渕裕哉(2025/08/13 07:58:29)

2025年8月13日(水)
おはようございます。今朝はさわやかな朝の千葉からです。

思考とは、行動の予行演習に他ならない。
フロイト

日本人にとって、古来、労働とは、神事であり、感謝と喜びを表すものでした。

もう一歩踏み込んで考えてみると、日本人にとって、生活そのものが神事だった
のではないかと思うのです。

古くから、日本人は、お正月には歳神さま、お盆には祖先の御霊を家にお迎え
する伝統を大切にしてきました。

生活の場である「家」は、日本人にとって、単なる建造物ではなく、神様を
お迎えする特別な場所でもあったわけです。

だから、日本人は、家では靴をぬぎます。

そして、床に這いつくばって雑巾がけをしていました。

欧米では、床をモップで拭くだけです。

掃除の仕方ひとつみても、日本人にとって生活そのものが神事であったということが、
端的に表れています。

さらに日本人は異常なまでに清潔を求めます。これも「神様のために清める」と
解釈すれば、ごく自然な習性です。

つまり、日本人は、働くことや生活を通して、常に神様と一体となろうとしていた
のではないか。だから、日常生活のひとつひとつを雑にせず、心をこめていた。

これこそが、日本人がずっとずっとずっと、大事にしてきた生き方であり、人生の
楽しみ方だと思います。

田渕 裕哉

あなたの大切な人に、このメッセージを転送してください。
多くの人が幸せになりますようにお祈りしています。

毎朝8時の無料配信を直接ご希望の方は、
お名前とメールアドレスを下記まで
お送りください。 ⇒ ask@dc-group.co.jp
どなたでも無料で登録できます。

また配信解除ご希望の方は、配信解除希望の返信メールをお願いします。
tabuchi@dc-group.co.jp または、ask@dc-group.co.jp まで。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント