人生に悩んだら「日本史」に聞こう44.

From : 田渕裕哉(2025/08/18 07:08:56)

2025年8月18日(月)
おはようございます。今朝もさわやかな朝の千葉からです。
今日は白石市でセミナーです。

たいていの人はほんとうになにがほしいのか、心の中でわかっています。
人生の目標を教えてくれるのは直感だけ。
ただ、それに耳を傾けない人が多すぎるのです。
バーバラ・ブラハム

四十八茶 百鼠

この言葉が生まれたのは江戸時代。長きにわたって平和を謳歌した江戸
時代は、生産性が上がり、庶民の生活もかなり豊かになってきました。

ただ、それをおもしろく思わない為政者たちは、奢侈(=贅沢という意味)
禁止令を幾度となく発令したのです。

「芝居を見に行くな」「米を食べるな」「絹物を着るな」など庶民の生活
全般にわたりました。

着物に関しては、色・柄・素材など、細かい規定が設けられていました。

江戸っ子たちは、為政者に対して表だって反抗することはありませんでしたが、
定められた範囲内でお洒落を楽しめるように、ものすごく工夫したのです。

庶民の着物は、素材は綿もしくは麻。色は「茶色」「鼠色」(灰色という
呼び名は火事を連想させるため「ねずみ色」と呼びのが一般的でした)
「お納戸色」の3色に限定されていました。

お納戸色というのは、納戸=物置きの扉を開けたときの、薄明りの色で、
紺色に近い色です。

普通、色って二次元の世界なのに、日本人は空間に色をつけてしまうんです!

田渕 裕哉

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