人生に悩んだら「日本史」に聞こう46.

From : 田渕裕哉(2025/08/20 07:06:18)

2025年8月20日(水)
おはようございます。今朝もいい天気の千葉からです。
今日は「いわき市」で1泊2日のビジネス・セミナーです。

人は心が愉快であれば終日歩んでも嫌になることはないが、心に憂いがあればわずか一里でも嫌になる。
人生の行路もこれと同様で、人は常に明るく愉快な心をもって人生の行路を歩まねばならぬ。
シェイクスピア

日本にこれほど多彩な色があるのは、足枷のある限られた自由の
中で、お洒落を楽しもうとセンスを磨いてきたからです。

微妙な色彩の違いを見極め、そこに工夫をこらしたのです。

また、庶民でも経済力のある者は、着物の表地はお上のお触れに
従って地味な装いながら、裏地には禁止されている正絹や派手な
染め色を用い、隠れたところに贅を尽くすことで、江戸っ子の
意地を通しました。

これが本当の「裏をかく」ですね。

裏地のお洒落は江戸っ子好みの「粋」であり、ちらりと垣間見る
それを見逃さず気づくことができる人が「通」。

逆に、それをひけらかすのは「野暮」と笑われたのだとか。

隠れたところ、小さなところに心を尽くす。

日本人特有の美的感覚が、こうして磨かれていったのでしょう。

争いをさけながら、どんな状況のなかでも、ちゃんと楽しさを
見出す日本人。

まさに粋という言葉がぴったりです。

田渕 裕哉

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