人生に悩んだら「日本史」に聞こう52.

From : 田渕裕哉(2025/08/26 06:43:19)

2025年8月26日(火)
おはようございます。今朝もさわやかな朝の千葉からです。

人生という試合で最も重要なのは、休憩時間の得点である。
ナポレオン・ボナパルト

この時期(1865年頃)、長州藩は幕府による第二次長州征伐に備えて、
武器と軍艦が欲しくてたまりませんでした。

しかし、幕府がヨーロッパ諸国に対して、長州藩への武器の取引を全面的
に禁止したため、長州藩は武器を調達できずにいたのです。

一方、薩摩藩は、お米が不作で、兵糧米の調達に苦労していました

この両藩の状態を見て、龍馬は思いついたのです。

外国から武器を薩摩名義で買い入れ、密かに長州に売り、その見返りに、
兵糧米を長州から薩摩に届けるということを。

つまり、双方の利益になる取引をプロデュースすることで、両藩の仲を
とりもとうと考えたのです。

これなら、長州・薩摩、どちらの顔も立てることができます。

さらに、両藩の間を龍馬が率いるカンパニー・亀山社中がとりもち
亀山社中にも利益があがるというちゃっかりぶり。

龍馬の発想って、みんながハッピーになる渦で周りを巻き込んでいくのです。

あれだけお互いが手を結ぶことの必要性を説かれても、首を縦に振らなかった
薩摩、長州の両藩が、この龍馬のプロデュースには応じました。

さらに明治維新前夜・・・。明日に続く。

田渕 裕哉

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