人生に悩んだら「日本史」に聞こう59.

From : 田渕裕哉(2025/09/02 07:48:40)

2025年9月2日(火)
おはようございます。今朝もさわやかな朝の千葉からです。

明日死ぬかのように生きよ。
永遠に生きるかのように学べ。
ガンジー

そんな石田三成のなかに、かわいげを見つけた人もいるのです。

豊臣秀吉です。秀吉は石田三成をとてもかわいがりました。

秀吉と三成の出会いはこうです。

近江の長浜城主となった秀吉は、ある日、領内で鷹狩をしていましたが、
その帰途、喉が渇いて、観音寺というお寺に立ち寄り、お茶を所望しました。

対応した寺の小姓は、まず初めに大ぶりの茶碗にぬるめのお茶をなみなみと
注ぎました。

喉の渇いていた秀吉は、それを一気に飲み干したあと、もう一杯たのみます。すると小姓は、小さめの茶碗に、やや熱めのお茶を半分ぐらい注いで出しました。

秀吉が試しにもう一杯とおかわりしたところ、今度は小ぶりの茶碗に、舌が
やけどするほど熱く点てたお茶を、ほんの少し注いで出しました。

喉の渇いている相手には、まずは飲みやすいぬるめのお茶をたっぷり出し、
喉を潤してもらう。

そして、渇きが癒えたあとに、熱いお茶をゆっくりと味わってもらう。

相手の様子を見て、その望むものを出す。

この心配りに感心した秀吉は、その小姓を城に連れて帰り、家来としたのですが、
この小姓が石田三成その人です。

田渕 裕哉

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