人生に悩んだら「日本史」に聞こう63.

From : 田渕裕哉(2025/09/06 07:48:10)

2025年9月6日(土)
おはようございます。今朝もさわやかな朝の千葉からです。

人生はロマン。
自分は不幸だと悩むのではなく、試練を与えられた物語の主人公だと思えば、人生をエンジョイできる。
美輪明宏

山内一豊のように、小さいながらも一城の主ともなれば「家」の存続がなによりも大事。

戦況がどちらに転んでも家を残せるように手を打つのが常識です。

ましてや、恩もない家康と心中するような選択はしない。

でも、このとき、山内一豊は、自分の居城と領土を家康に提供するという、
まるで家康の忠実な家臣になったような、あり得ない行動に出たのです。

もともと山内一豊は、加藤清正や福島正則のような豪傑でもなければ、
石田三成のような知将でもない、律義さが取り柄の地味な武将でした。

ただ、一豊には、強い味方がいたのです。

賢夫人として名高い、妻の千代です。

おそらく、一豊夫妻は、ふたりで築いてきた山内家が、新しい時代
確固たる地位を築くことを夢みて、日ごろから、いざというときに
山内家がとるべき道を、話し合っていたのではないでしょうか。

そして、次の時代を担うのは家康であると分析し、どうせ味方をするなら
思いきった行動に出ようと心に決め、チャンスを待っていた。

私はそう思うのです。

そしていよいよチャンスが巡ってきたとき、一豊は、家康のふところに
思いきりダイビングしたのです。その、見事なまでの潔さ。

田渕 裕哉

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