人生に悩んだら「日本史」に聞こう75.

From : 田渕裕哉(2025/09/18 06:35:12)

2025年9月18日(木)
おはようございます。今日は三男の34歳の誕生日です。おめでとう!

ひとの数だけ人生はある。自分の力ではどうしようもできないこともありますが、
自分がおこなう選択の積み重ねによって、自分の人生がつくられていきます。
ひとの数だけ人生はありますが、ひとりで2つの人生を歩むことはできません。
「自分の人生はひとつ」です。
武者小路実篤

さて、八丈島の秀家。

貴族のように優雅な秀家が、絶海の孤島・八丈島で暮らしていくのは、
苦労の連続だったはず。

慣れない畑仕事や漁師のマネ、生きていくためには、なりふりかまわず
何でもしたと思います。

事実、八丈島では、代官に招待された秀家が、食膳の握り飯をひとつだけ
食べ、ふたつは持ち帰ってふたりの息子に与えたという話が伝わっています。

貧窮にあえぐ秀家と息子たちを助けたのが、豪姫でした。前田家を通じて、八丈島で暮らす彼らへの援助を幕府に申し出て、一年おきに、
白米70俵、金子35両、衣類・雑貨・医薬品の物資援助を行なったのです。

豪姫が、関ヶ原の戦いののち、加賀前田家に身を寄せたのは、まだ20代後半
のこと。

それから60歳で亡くなるまで、ひたすら500キロ離れた八丈島で暮らす
家族の無事を祈りながら、いつか再会できる日を信じて、つつましく暮らしました。

あるとき、豪姫は、絵師に描かせた自分の肖像画を八丈島に送ります。

その肖像画は、ほかの部分は色もきれいなのに、額のあたりだけ擦れて色がうすく
なり、ほとんど消えかかっています。なぜでしょうか?答えは明日

田渕 裕哉

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