人生に悩んだら「日本史」に聞こう78.

From : 田渕裕哉(2025/09/21 07:24:53)

2025年9月21日(日)
おはようございます。今朝もさわやかな朝の千葉からです。

とにかく、考えてみることである。
工夫してみることである。
そして、やってみることである。
失敗すればやり直せばいい。
正当以上の卑屈な努力までする必要はない。
松下幸之助

前田家と宇喜多家の260年間に及ぶ交流を知ったとき、
心から感動し、胸がいっぱいになって言葉が出ませんでした。

前田家ほどの大大名なら、親戚はたくさんいるはず。

そのたくさんいる親戚のなかの、しかも罪人(戦争犯罪人)
である宇喜多家に、これほどの援助をし続けた前田家は、
ほんとうに素晴らしいと思います。

一族の姫として生きたひとりの女性の想いを、前田家は
大事に大事にリレーし続けてきたのです。

260年間もバトンを落とすことなく、

移ろいゆくのは人の心だと言われますが、同時に、一番変わらないもの、
もっとも信頼できるもの、それも人の心だと思いました。1997年、岡山城の開城400年を記念して、岡山市がイベントを催しました。

その一環として、八丈島は、島内の南原千畳敷に、秀家と豪姫の石像を設置しました。

秀家が八丈島に流されてから、離れ離れになってしまったふたりが
約400年の時を超えて、再び結ばれたのです。

石像となったふたりの視線の先には、岡山城があります。

ふたりの心は、短くても幸せな結婚生活を過ごした岡山城に、今も眠っている
のかもしれません。

田渕 裕哉

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