人生に悩んだら「日本史」に聞こう86.

From : 田渕裕哉(2025/09/29 07:13:30)

2025年9月29日(月)
おはようございます。今朝もいい天気の千葉からです。

結果が出ないとき、どういう自分でいられるか。
決してあきらめない姿勢が何かを生み出すきっかけをつくる。
しっかりと準備もしていないのに、目標を語る資格はない。
イチロー

キューバIOC委員のモインク氏とは、こんな会話になりました。

「和田さんご夫妻は、ラテンアメリカを1ヶ月以上もかけて回るそうですね。
祖国のためにとはいえ、そこまでなさる熱意に頭が下がります。」

これに対して妻の正子さんの答えは「フレッドは、東京オリンピックに
限らず、祖国のことになりますと、夢中になってしまうんです」。

和田の祖国愛に胸を打たれたモインク氏は、東京への投票を確約し
くれました。

ところが、ブラジルでは「東京開催を支持するが、投票が行われるミュンヘン
のIOC総会に出席するのは、飛行機代など莫大な費用がかかるので、援助が
ないと出席は厳しい」と言われてしまいます。

すると、フレッド和田はどうしたか。「だったら、私が出します!」と。

その言葉がブラジルに住んでいた日系ブラジル人の心を揺さぶりました。

「和田さんに出してもらうのは、われわれ日系ブラジル人の恥。ブラジルのIOC
委員の旅費は、われわれが何とかします」。

祖国日本を思う日系人は、ブラジルにもたくさんいたのです。

田渕 裕哉

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