人生に悩んだら「日本史」に聞こう90.

From : 田渕裕哉(2025/10/03 07:55:13)

2025年10月3日(金)
おはようございます。今朝もさわやかな朝の千葉からです。

落ちたら、またはいあがってくればいいだけのこと。
子供に夢を持たせたければ、大人こそ夢を持て。
アントニオ猪木

イランに住む外国人は、それぞれの国の航空会社や軍隊の協力で脱出が
計られましたが、当時の日本は、イランとの間に定期便を持っておらず、
自衛隊を海外で活動させるといった法律もありませんでした。

航空会社や自衛隊が救出に行けない日本は、他国に応援を頼みますが、
どの国も自国民の救出に手いっぱいで、断られてしまいます。

そのため、在イラン日本人200名以上は、脱出方法が見つからず
生命の危機に瀕していました。・・・もはやタイムリミットです。

万策尽きたイランの日本大使館でしたが、野村豊大使はそれでも
あきらめません。

野村大使は、個人的に親しいつきあいをしているトルコのビルセル大使へ、
最後の頼みを託しました。

友の苦悩を知ったビルセル大使は、無言でうなずくと、本国に電報
打ちました。

「日本人のためにトルコ航空の特別便を飛ばせないか?」

この電報を受け取ったトルコのオザル首相は、一瞬ためらいます。

当然です。日本人を優先するとなると、まだイランから脱出できずにいる
自国民、さらには救出に向かうトルコ航空機の乗員も、危険にさらすこと
になるからです。

そのとき、オザル首相のもとに一本の電話が入ります。

「どうか飛行機を出してください」続きは明日。

田渕 裕哉

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