人生に悩んだら「日本史」に聞こう97.

From : 田渕裕哉(2025/10/10 07:49:11)

2025年10月10日(金)
おはようございます。今朝はさわやかな朝の千葉からです。

自己を過大評価した瞬間から、思考の硬直が始まる。
勝っているときが一番怖い。
リードしているときが一番怖い。
野村克也

日本までの長旅の間、不安な気持ちで過ごしたであろうポーランド孤児たち。

日本に到着した彼らを待っていたのは・・・。

歯科治療や散髪のボランティアを申し出る人たち、衣類やお菓子・オモチャ
や人形などを持ち寄る人々。

寄付金を申し出る人々も後を絶ちませんでした。

そして大人に連れられ、お見舞いに訪れた日本人の子どもたちは、自分が着ている
洋服や、身につけている髪飾りを、迷わずポーランドの子どもたちにを差し出そうと
したのです。23歳の看護婦、松澤フミさんは、腸チフスにかかった子どもに対して
「せめて私の腕の中で死なせてあげたい」と、その子のそばを離れませんでした。

彼女の献身的な看護を受け、その子は奇跡的に回復します。でも、フミさんは、
腸チフスに感染し、殉職しました。

また、こんなポーランドの女の子の回想もあります。

「ひどい皮膚病にかかっていた私は、全身に薬を塗られ、ミイラのように
白い布に包まれて、看護婦さんにベッドに運ばれました。その看護婦さんは、
私をベッドに寝かせると、布から顔だけ出している私の鼻にキスをして、
微笑んでくれました。私は、このキスで生きる勇気をもらい、知らず知らず
のうちに泣き出してしまいました」

田渕 裕哉

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