人生に悩んだら「日本史」に聞こう98.

From : 田渕裕哉(2025/10/11 07:15:18)

2025年10月11日(土)
おはようございます。今朝は小雨の千葉からです。

何でもできる人はいない。
どんなにいいヒントを貰っても、それを実行しなければ成果は上がってこない。
落合博満

こうして、来日当初、青白く痩せこけていた彼らとはまるで別人のように、
元気がみなぎってきました。

しかし、それは同時に、子どもたちが故国ポーランドに帰る日が近づいて
いることを意味していました。

「誰もが、このまま日本にいることを望んでいました。太陽が綺麗で、
美しい夏があり、海があり、花が咲いている日本に・・・。」

そしてお別れの日。送られるポーランドの子どもたちも、見送る日本人も、
涙、涙、涙・・・。

765名に及ぶポーランドの孤児たちは、日本で治療を受け休養をとった後、
故国ポーランドに向けて旅立って行きました。子どもたちを送り届けた日本船の船長は、毎晩、ベッドを見て回り、ひとり
ひとり毛布を首まで掛けては、子どもたちの頭を撫で、熱が出ていないか
どうかを確かめたといいます。

「お父さんの手は、きっとこんなに大きくて温かいんだろうなぁ」と、薄目を
開けて、船長の巡回を心待ちにしていた子どももいたそうです。

この子たちは、帰国後、孤児院に収容され、それぞれの人生を歩んでいく
ことになりますが、日本で注がれた愛情が、きっと生きる力になったことでしょう。

大正末期、日本がまだ貧しかった頃の話です。

「日本人は貧しい。しかし高貴だ。世界でただ一つ、どうしても生き残ってほしい
民族を挙げるとしたら、それは日本人だ」

田渕 裕哉

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