個は全にして全はまた個なり4.

From : 田渕裕哉(2010/12/16 07:18:05)

おはようございます。
今日は大阪の堺市で1日、企業研修です。

「さざれ石」の姿というものは、こだわりを持って
一つの姿を作っているのではなく、あらゆる個性を認め、
それを受け入れる包容力があります。

そして自然のままに寄せ集められながらも、
がっちりとした一つの巌を作り上げています。

すなわち個は全で、全はまた個であるということです。

ただ個々がバラバラであったとしたら、
人間社会は成り立っていきません。

人というものは寄り集まって生きていて、
他から切り離されては存在できません。

この「全」、いわゆる組織全体と、「個」、
すなわち個人というものをそれぞれに生かすことが
組織の発展につながっていきます。

 

一人一人は組織のために、
また組織は一人一人のために努力をします。

その中でお互いが協力し合う、
協同一致というものが生まれてきます。

結局は、上に立つ者も、下になる者もお互いを認め合う、
つまり自分の我を捨て、総合帰一していくことが大切になるのです。

全と個、個と全が運動し合います。

弱い者も強い者も皆で支え合い、いたわり合い、
そして一つになって突き進んで行きます。

そういう姿こそ、発展する組織、
弥栄(いやは)えの組織の形になってきます。

これが原理であり「さざれ石」は、
まさにこの原理に即してでき上がっています。

「千代に八千代にさざれ石の巌となりて、苔のむすまで」と
「君が代」で歌っていますが、これは、この弥栄(いやは)えの掟を、
しっかりとつかみ取っていかなければ
発展はしないということを示しているのです。

田渕 裕哉

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