被災地のボランティア活動を通して学んだこと5.

From : 田渕裕哉(2011/05/27 07:17:00)

おはようございます。今日は父の75歳の誕生日です。

明日5月28日(土)午後2時より東京・池袋の豊島公会堂にて
「放射能汚染から命を守る最強の知恵」出版記念講演会が開催されます。

詳細はコチラ ⇒ http://j-r-p.org/info.php (パソコンのみ閲覧可能)

さて、この講演会では現在、放射線被曝の脅威に曝されている
日本国民の命綱とも言える情報が公開されます。

この講演会に、当メールマガジンをご購読の皆様を、無料ご招待させて頂きます。

会場の招待者受付にて「田渕さんのメルマガ購読者です」と言って頂ければ、
参加費2,000円を無料で入場できます。私も当日会場におります。
お友だちの分も無料ですので、ふるってご参加ください。

東松島市のボランティアで私たちはOさん宅へ行きました。

行く途中、川が流れていたのですが
「昨日この近くで小学生の女の子が見つかった」と話していました。

川の向かい側は住宅地だったそうですが、
家らしきものはほとんど見ることができませんでした。

またお寺があり全ての墓石が倒れていました。

私たちの班の7名はOさん宅の庭の汚泥除去作業を開始しました。

その日は7回目のボランティアだったそうです。

家の周りには家の中にあったと思われる冷蔵庫、箪笥、他、原型を
留めていないものが山のように積まれていました。

水は手を伸ばしたくらいの高さに跡が残っていました。

また、エアコンの裏には何枚のも割れた皿が埋まっていました。

悲惨な状況です。

 

私たちは10センチほどの海の砂のような汚泥が庭一面にあり、
バケツや一輪車を使って運び出す作業をしました。

スコップで何度も何度もすくって捨てます。

鼻の中まで真っ黒になりました。

2時間の作業後、Oさんは「今日で終わりにしてください」とおっしゃいました。

依頼者は「終了・継続」があり、
7名のボランティアの中にリーダーがいてその方がどちらにするか依頼者に伺います。

決してこれで終わるような状態ではないのに・・・と思ったのですが。

 被災者の方々は皆さん謙虚な方で、あつかましい方はいないのです。

きっと、まだまだ沢山の方々が大変な思いをしていることを知っているのでしょう。

自分たちも、もちろんもっとボランティアの助けが必要なのに、
その労力を他の人にゆずる優しさを感じました。

小さいことかもしれませんが感動しました。

Oさんは深々と頭を下げられお礼を述べました。

私たちも頭を下げました。

最後にOさんは「この一帯はまだ20人の人が見つかっていない」と話されていました。

田渕 裕哉

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ありがとうございます。

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