被災地のボランティア活動を通して学んだこと7.

From : 田渕裕哉(2011/05/29 07:19:26)

おはようございます。台風は大丈夫ですか?
私は今日は木更津の教会に行きます。

Tさん宅へ家の周りの汚泥除去の作業に行きました。

今回は我々の車でボランティアの方々と総勢8名で行きました。

Tさんのお宅へ行く途中も家々が所々に建っているものの
住める状態ではなく、全く手を付けていないような状態でした。

Tさん宅から見える線路は大きく歪んでおり、
千石線と呼ばれる仙台―石巻間の電車は途中までの運行で、
電車も地震のときのままで駅の間に放置されているのが見えました。

そのため電車を利用していた人たちは皆さん、
代わりに出ている臨時のバスで目的地まで行っています。

花壇と思われるところには、すでにすずらんが咲いており、
雑草もたくさん生えていました。

しかし汚泥が10センチ近くも積もっているので、全て除去しました。

 

Tさんが休憩中に「姉が行方不明で4月3日に見つかりました。
でも、顔がパンパンに腫れていたので私は姉だとは思いませんでした。
姪たちも『お母さんじゃない』と言いましたが、
甥だけが『お母さんだ』と言い張るのです。
震災の少し前に行っていた歯医者さんが全壊していなかったので、
そこにある歯形とあわせたところ、姉だということがわかりました。」
と涙ながらに話してくださいました。

私たちは、できることはTさんが望んでいることをすること。

体も少しガタがきていましたがとにかく頑張りました。

8名の汗の力で作業を終えることができました。

「ありがとうございます。頑張ります!」とおっしゃっていたTさん。

その言葉は自分自身を励ましているのではと思いました。

無責任に、あまり使わないほうがいい言葉、でも言いたかった言葉があります。

「頑張ってください、Tさん!私たちは、あなた方のために祈り続けます。
そして、あなたの模範に励まされて、私たちもできる限りのことをしていくつもりです。」

明日からは「成功する起業家マインド」というテーマでお届けします。

お楽しみに!

田渕 裕哉

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