From : 田渕裕哉(2011/07/29 05:01:50)
おはようございます。今朝は曇りの千葉からです。
今日、明日と教会の若い人たちのカンファレンスに参加します。
今日は午前と午後の2回セミナーを開催します。
テーマは「プラス思考で未来は変わる」です。楽しみです。
年間売上が1,110億ドル、従業員数約22,000人の大企業のエンロンが、
不正により倒産したことは非常に有名な話です。
同じような不正が、夫婦の間に亀裂を生じさせ、夫婦の破綻、
すなわち離婚という最悪の状況に追い込んでしまうのです。
どうすれば仕事も人生も、誠実に生きることができるのでしょうか?
頭の中の声が自分にこう言い訳をすることはないでしょうか?
「もちろん一般的には、ほとんどの人がこれをすべきではないことは分かっている。
だけど、この特別な状況なら、一度くらい許されてもいいだろう」。
間違った行為に伴う限界費用は「この一度だけ」であれば、
いつでも小さく思われ、甘いささやきです。
あなたはそれに負けて、その道が最終的にどこへ至るのか、
その一回の選択から生じる総費用について考えることもありません。
背信や不正直さを正当化する言い訳は
「この一度だけ」という限界費用の計算がその根底にあります。
私の知り合いのクリスチャンが若いとき、日曜日の安息日にバスケットボールの試合、
しかも決勝戦があって、試合に出ないで教会に行くことを決めたそうです。
チーム全員が「絶対に出なきゃダメだ。今回だけ、そのルールを破れないのか」
と言ってきました。
しかし彼は試合に出ずに教会に行きました。
それはどこから見ても小さな決定でした。
彼の人生に何千回とある日曜日の中の一つをどう過ごすかという問題にすぎません。
もちろん理屈のうえでは、一度だけその誓いを破って、
二度と破らないというのも可能でしたでしょう。
しかし彼は次のように述べています。
「振り返ってみると『この状況なら一度くらい許されるだろう』という
この誘惑に打ち勝ったことが、私の人生で最も重要な判断の一つであったことは間違いない。
私がこのことから学んだ教訓は、自分のルールを100%守ることのほうが、
98%守るよりもたやすいということだ。」
自分自身のために、自分は何を守るのかを決めて、
安全な場所に線を引かなければならないのです。
田渕 裕哉
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